借金でガンガン酒呑む。住む場所と今日の味噌汁すら他人に頼み込んでどうにか世話してもらっているのに、縁遠い知人へ「煙草とウィスキーをば送ってくれまいか」と、 ぬけぬけと連絡。おいおい、生活費を人に頼んでる人間の発想じゃないだろ。自由発想すぎるわ。
その背景があっての、落ちぶれての、この一句。
咳をしても一人 :尾崎放哉
そりゃそうでしょうね。
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後日、失業中の私は、放哉の情けない生きざま『海も暮れきる』を読み世界が一変、百万馬力の勇気を得ることとなった(爆)
「ここまでの破壊的ダメ男ですら俳句を詠むという余裕をかましているんだ。どうして私ごとき凡人に、鬱々とする理由があるだろうか!?」