家具。言い切る。クールだわ。
最近 “ 家具町 ” っていう町の近辺へ日参してます。地名通り家具屋さん集結地。
わかりやすいね、そのまんまだし。
近くに “ 既製服団地 ” と呼ばれる地域もある。アパレルの既製服作ってる企業が密集してる場所。
こちらもわかりやすい。
...ん、なんだろう、この違和感。
団地って一般的には、地名や固有の都市計画プロジェクトの呼び名を冠しているでしょう? だから、家具や既製服といった “ 普通名詞 ” + “ 団地 ” の呼び方がね、どうしても不思議でね。
バスに乗っていて「次は~既成服団地です。次、止まります」ってアナウンスを聞くと、「え、既製服が地名なの?」って、ゆがんだ時空へ紛れ込んでしまったような気分になる。
考えてみれば昔から、 “ 馬洗い ” とか “ 山下 ” とか “ 北詰 ” とかね、地場産業や地形、生活そのものを地名にしている場所はいっぱいあるんだよね。
であれば、家具を作っている地域の呼び名が家具町であっても、おかしくないってことになるんだよなー。
地名って面白いよなぁー。