トオルEXPRESS-2-

 瀬田 透です。大切なあなたへ、お手紙をお届けします。

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「権利」は、形式ばかりの「資格」が与えられたからといって 安心して遂行できる権限ではなかったのだった。

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当然の権利のもと振る舞っているはずなのに、どうも居心地悪くおさまってる感。

現実は、個々人のサバイバル能力と人気力だけがものをいうのであった。

 

本気でやるのなら。

人気力を身につけるには、おおいに外へ出かけ、季節を感じ、おおいに書斎にこもり、書を読み、それから、出会うすべての他人を尊重し、毎朝 庭の掃除をしながら、何万通りもある人の心に寄り沿う地力を養うために、自意識を無意識へ昇華し続けるしか道はない。

「権利」うんぬんという概念があるあいだは、まだ、卑小な自分にこだわっている。