小さいころ田んぼの隣りに住んでました。 夏の夜。蛙の声がきこえだすと、子供の頃の、田舎の畳の部屋に戻ってしまう。 網戸の傍で夜風を感じながら膨らませていたお気に入りの妄想。 今寝ている薄い布団がアラジンの絨毯になって浮かび上がり、私は落ちない…
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