何が画期的って、『やきもち』というネーミングです。まさか「餅を焼いた風なお菓子だから焼き餅って名前なんだろ?」とは思いません。
“嫉妬” とか “すねた気分” を表す “やきもち” を連想させます。
たぶん人は自分の心が大事だし、かまってほしい性があるから、顔にはださなくとも意識下でやきもちを焼く体験を毎日のように(かどうかは個人差あるでしょうが)噛みしめていると想像します。
あるいは心が麻痺しすぎて、自分の感じているやきもちにすら気付いていないという事案も、おおいにあるのではないかなぁ。
誰もがあえて口にしないで見なかったことにしている “やきもち” という概念を、こうもおおやけにお菓子の名前にされたら参るよー。恥ずかしいね。